2019年度の介護報酬改定において、新たに創設された介護職員等特定処遇改善加算は経験・技能のある介護職員に重点をおき、介護人材の確保と定着を目的とした加算です。
1. 算定要件
- 現行の処遇改善加算Ⅰ～Ⅲのいずれかを算定していること
- 介護職員処遇改善加算の職場環境等要件に関し複数の取り組みを行っていること
- 介護職員処遇改善加算に基づく取り組みについて、ホームページへの掲載等を通じた見える化を行っていること
2. 職場環境等要件について
- 「資質の向上」、「労働環境・処遇の改善」、「その他」の区分で、それぞれ1つ以上取り組んでいること
3. 処遇改善の取り組みの見える化
- 賃金以外の処遇改善の取り組みの見える化を行っていること
く見える化とは＞
2020年度からの算定要件で、介護サービスの情報公表制度や施設ホームページを活用して、新加算の取得状況、賃金改善以外の処遇改善に関する具体的な取り組み内容を公表することとなっています。
当施設における処遇改善に関する具体的な取り組みにつきまして、以下の通り公表いたします。
当施設の取り組みについて
①加算状況
| 事業所名 |
介護サービス種別名 |
特定処遇改善加算の
算定状況 |
介護老人保健施設
千の風・川崎 |
介護老人保健施設
千の風・川崎 |
加算I |
ショートステイサービス
千の風・川崎 |
加算I |
通所リハビリテーション
千の風・川崎 |
加算I |
②職場環境条件
| 質の向上 |
- 介護福祉士取得を目指す職員に実務者研修受講支援
- 専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引等の受講支援
- 法人独自の研修開催（新人職員研修、中堅者研修、新人フォローアップ研修、人間力向上研修等）
- インターネット配信による内部研修の開催
|
| 労働環境処遇 |
- 新人介護職員の早期離職防止のための定期的面談の実施等
- 負担軽減対策の実施
（入浴リフト浴、スライディングボード、スライディングシート等）
- 子育てとの両立を目指す者のための育児休業及び育児短時間勤務等制度の導入
- 健康診断、こころの健康等の健康管理面の強化、職員休憩室等の整備、敷地内全面禁煙等
|
| その他 |
- 法人ホームページによる理念・経営の見える化
- 認知症サポーター養成講座、認知症家族とのつどい開催
- 地域住民やサロン利用者向けの出張健康体操指導
- 介護職員以外の職員増員による分業制実施（介護助手）
|
|
